1982-03-08 第96回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第4号
したがいまして、その副本で容易に再製されるわけでございますが、当時はその副本その他の資料もほとんど滅失しておるということで、非常に困難な作業が続けられたわけでございまして、そういう現地の涙ぐましいといいますか、非常に困難な作業の結果、四十五年末には、沖縄在籍者で現に海外に在住されている以外の方につきましては、大体戸籍の再製作業が完了したというふうに私どもは報告を受けている次第でございます。
したがいまして、その副本で容易に再製されるわけでございますが、当時はその副本その他の資料もほとんど滅失しておるということで、非常に困難な作業が続けられたわけでございまして、そういう現地の涙ぐましいといいますか、非常に困難な作業の結果、四十五年末には、沖縄在籍者で現に海外に在住されている以外の方につきましては、大体戸籍の再製作業が完了したというふうに私どもは報告を受けている次第でございます。
現に沖繩に住んでいる人でこっちへ渡ってきた人は何人かという資料は現在ございませんけれども、大体一部の、東京地連の資料によりますと、昨年、東京地連だけで言いますと、沖縄在籍者が四十数名入っておりまして、その中で、本土に渡ってきて入られた人が十数名でございます。半分足らずでございますので、さっきの数字をそれに充ててみますと、大体百名前後毎年入ってくる中で三、四十名かと思われます。
なおまた、沖縄在籍者で戦闘に参加した者の調査がおくれました一番大きな理由というものは、やはり沖縄が保障占領をされておって、なかなか米軍との関係があってやりにくかった点が、その原因であるようであります。
それからその次は、沖縄在籍者に対しまするところの給与、復員処理に必要な経費を二億五千万円ばかり組みまして、これが現在済んでおりませんものにつきまして特に処置をいたしたいと考えております。 それからその次に、遺族貸付金に必要な経費といたしまして二十三億ばかり要求いたしております。
○山下義信君 余り中身を聞きますと質疑になりますので、質疑にならん程度にしておきますが、沖縄在籍者にかかる給与というのは意味がちよつとわからんので、もう少し御説明願います。
それから百七十三番、沖縄在籍者にかかわる給与、復員処理に必要な経費、これは沖縄に在籍にしておりまする未復員者につきましては、今まで調査して給与するだけの段階に至つておらなかつたのでありますが、漸く独立と共にこの経費を計上してこの人たちにも給与の手を伸ばしたいという、こういう経費であります。